日別アーカイブ: 2020年5月27日

コロナ禍でも健全なカフェ経営~私がやった4つの成功事例公開

緊急事態宣言が解除されましたが、飲食店へのお客様の来店が元どおりになるのはまだまだ先と言われており、それはカフェでも同じだと思われます。

私の店でも売上は40%ほど落ちましたが、
幸い赤字にはなりませんでした。

今日は私がこの2ヶ月間どのようなことに注意して営業を続けたのかご紹介したいと思います。

1.早期に資金繰りを調整して気持ちを楽にする

借入金の借り換え申請をしました。
借入金の借り換えをお願いしたのは緊急事態宣言が出る前でしたが、まだ相談窓口も混雑しておらず、また手続きも従来より簡便で、1週間で融資がおりました。
借入金は少し増えましたが、返済期間を延ばしたので結果月々の返済金額が少なくなり、その分は売上金が減っても大丈夫なので、気持ちが楽になりました。

まだコロナ対策の融資制度がきちんと決まっていない時だったので少し利息を払っていますが、借入金額が小さいなら、無利子の融資が受けられるまで待つよりかは少しの利子を払っても早くに資金繰りが安定する方が気持ちが楽だと思います。(もちろん利率にもよります)

非常事態に必要なのは「落ちついて考えること」だと思います。
私の場合は、お客様に年配の社長さんもいらっしゃり、何度もピンチを乗り越えられているのでアドバイスをいただけたのが良かったと思います。

2.経費を下げる

売上をあげることより、経費を押さえることに重きをおきました。

ダメもとで家賃の交渉に行くと、少しだけ下げてくださいました。

緊急事態宣言が発令されると、回りの飲食店さんが一気にテイクアウトを始めました。
テーブルにいっぱいお弁当を並べているところもありましたが、私は従来どおりの予約による販売を続けました。
お弁当をたくさん作るために炊飯器を買うこともしませんでした。
食材を取り寄せているため、発注量も少なめにしました。
お弁当の容器も送料のかからない最低ロットで細かく発注しました。
そして、お弁当を作りおきして売れ残ることのリスクを絶対にとりませんでした。
一人で営業していると「売れない」ことの精神的なダメージが図り知れません。
それよりも必要な人に必要なだけ販売することに重きをおきました。
そのため食材ロスはほぼゼロで終わりました。

チラシのポスティングもこの時期は中止しました。

3.お客様に正直に向き合う

お店の売上がなくても固定費は払わなくてはなりません。

補助金が出るよという話は聞いていても、実際に手元に振り込まれるには時間もかかります。

なので当面の固定費対策として「未来チケット」を販売しました。

このチケットはコロナ終息後に使える割引を付けたチケットです。

販売価格は5670円で、食事にのみ使えるチケットと物販にも使えるチケットの2種類用意しました。

このチケットは、正直なところお客様がお得に物を買えるためというよりもむしろ自分のためでした。

なので正直にお店の内情、自分の気持ちを伝えられる範囲で伝えられるランディングページを作成し、それをSNS上に張り付けて「助けて欲しい」とお願いしました。

1回目は4月の中旬で3日以内に10名のお客様が購入してくださいました。

2回目はゴールデンウィークの休業中でさらに17枚。

ゴールデンウィーク明けのSNSで、購入してくださった方へチケット発送のお知らせとお礼を配信したら、来店による購入がさらに3名あり、計30枚のチケットを販売することができました。

国の施策である持続化補助金が出る前に固定費の捻出に当てることができました。

体のよい言葉で飾らなくても、正直にお客様にお話しすることで助けてくださる方がたくさんいらっしゃる、こんなにお客様に感謝したことはありませんでした。

4.変わらない営業を心がける

非常事態です。お客様は来られなくて当たり前です。

でもそんな中でも、散歩の途中にお茶を飲みたい、テレワークができなくてどうしても外出しなければならず、仕事に場所を使いたいなど、カフェという場を必要とされる方はいらっしゃいます。

テイクアウトだけという選択肢もあるでしょうが、営業自粛要請のかからない業態でしたので、衛生には十分配慮して店内も営業しました。

緊急事態宣言発令中、ノーゲストの日はありませんでした。

「開いてるお店があってよかった」と言って帰られるお客様を見送るとき、休業の選択肢はなくなりました。

「開けていても意味がない」というのは自分側の都合だと思います。

無理して休まず店を開けるということではなく、あくまで普段通りの営業を心がけました。

カフェだからこそできることだとも思います。

まとめ

一旦は下火になりましたが、第二波・第三波も来ることが予想されます。

またこれから「新しい生活様式」になり、お客様がカフェに求められるものも変わってくるかもしれません。

今回の営業が正解ということではないと思いますが、ピンチをしのぐためにどうするかこれからも考えていきます。

 

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