カフェ開業って一人でもできるの?~一人でカフェ経営している現役オーナーが解説


小さなカフェの作り方本などを読んでいると、事例として一人でカフェを切り盛りしている方のお話がたくさん出てきます。

かくいう私も一人営業のカフェを営んでいます。

ではどうすれば一人でカフェをオープンできるのでしょうか。

カフェ開業って一人でも可能なの?

結論!

カフェ開業は一人で可能です。

カフェ開業に最低必要なスキルなどは独学でも学べますし、センスのある方なら内装もセルフビルドでできます。

公的期間への届出も窓口で教えてもらえますし、食材も消耗品もネットで探して調達できます。

分からないこともほとんどのことがネット上に情報がありますので、今の時代、一人開業はやりやすいと思います。

開業までにどんなことをすればいい?これをクリアすればあなたも夢のカフェオーナー

カフェ開業を一人でするメリットデメリット

一人開業・一人営業のメリット

  • 自分のペースで進められる

開業準備中は関係者の都合なども考慮して動く必要がありますが、営業そのものは自分のペースでできます。営業時間も、定休日も、どんなメニューを出すかもすべて自分で好きなように決められます。

  • 開業経費を抑えられる

何かを他人に依頼すれば必ず経費が発生します。水物と言われる飲食業で人件費をどのようにコントロールするかは大きな店、小さな店問わず重要な課題です。一人営業なら人件費を考慮しないで済むのでやり方次第では利益も残しやすいです。

一人開業・一人営業のデメリット

  • 開業時期が決まっている場合、忙殺されて納得行かないままオープンしてしまう場合がある

カフェを開業するにあたり必要なことの多くが「物件と開業時期が決まっている」ことが前提で動きます。

税務署や保健所への届け、融資の申込はもちろん、食材の見積もりやサンプルの発注も「いつ開業するか」が具体的に決まっていないと業者は動いてくれません。

サンプルをもらえば無料ですむところが、物件が決まっていないと業者さんも真剣には考えてくれないので仕入れる必要が出てきて経費も掛かります。

テナント物件で開業予定なら、前家賃を考えるとそれらのことをおおよそ2ヶ月で準備しなければなりません。自分一人ですべてのことをやり切るのに2か月は短すぎると思います。

色んな青写真を持って開業に取りかかったものの思うように事が運ばないことはたくさんあります。

何もかも自分で抱え込まなければならないので、オープンまでに準備が間に合わず、納得のいかない形で店を開けないといけない場合が出てきます。もちろん、最初から完璧な店はできませんが、「これはやっておかないと」と分かっていることができないまま開店してしまうと、はじめのうちは日々の業務になれるのが精一杯で、やり残したことに手を付けられるのが相当後になります。

  • 意見を進んで言ってくれる人がいないと、独りよがりな店になってしまう場合がある

自分の店なので自分が何もかも決めて営業できるのはいいのですが、一番怖いのはサイレントクレームです。きちんと意見を言ってくれる人がそばにいないと、クレームに気づかずただの自分本位な店になることもあります。

  • 体力や気力を使いすぎて疲れが取れない。

オープン前は気が張っていて気づかないことでも、疲れは体の中に溜ったままです。

オープン当初はとかく慣れていないので、自分が何をしていたかわからぬうちに閉店時間になってしまい、仕込みなどの準備が終わっていないということが頻繁に出てきます。

売上の波にも慣れないので一喜一憂してしまうこともあります。

  • 店に拘束される時間が長くなる

「自分の好きなように営業時間を決められる」反面、ひとたび店を開けると接客、調理、仕込み、清掃、事務仕事、販促活動となにもかも一人で被らなければなりません。結果時間が足らず店に拘束される時間が長くなります。もっと自由に時間を使いたいのにと思ってもできない現実も待っています。

独立開業でオーナーに向く人、向かない人

こんな人はオーナーに向かない

「感謝の心が薄い人」です。

カフェ開業は一見一人でできたとしても本当は見えないところでたくさんの方の助けを借りています。

物件を紹介してくれる不動産屋さん、工事業者公的、機関の窓口の人、食材の業者さん始め出入り業者さんなど、営業が始まって感謝するのはお客様だけではありません。

愚痴を聞いてくれる友人、支えてくれる家族、近隣の方、同業者、たとえどんな小さなことにでも感謝できない店は知らず知らずのあいだに「傲慢な店」になってしまうことでしょう。

逆にいえば感謝の心を忘れない人はみんなオーナーの資質があると思っています。

オーナーに向いてる人

  • ぶれない人

お店をオープンすると、色々なお客さまが意見と称して様々な要望を伝えてきます。その中には単なるお客様の都合によるものもありますし、お客様によって意見のばらつくものもあります。

一つ一つに振り回されているうちにお店の向く方向が開業時に決めたことと逸脱してくることがあります。お客様のためを思ってやっているはずなのに、思うような反応が得られなかった場合などです。

お客様の意見は一つの意見として捉えぶれないことが大切です。

もちろん無反応ということではなく、改善すべきところは積極的に改善していくことは必要です。

  • 気持ちの切り替えの早い人

毎日同じようにお客様で賑わえばベストですが、なかなかそうは行かないのが飲食業の難しいところです。

時に落ち込んだりすることは仕方ないと思いますが、早く気持ちを切り替えて次の日の営業に臨むようにしたいものです。

暗い気持ちでいると自分では気づかぬうちに店の空気を染めてしまうことがありますよ。

  • 聞き上手

小さな店の最大の商品は「オーナー自身」です。

コーヒーやスイーツ、料理を楽しむ以前にオーナーとの会話を楽しみに来られる方は多く、そのようなお客様はリピートに繋がりやすいです。

上手な聞き役になれる方はファンも多く付くことと思います。

 

まとめ

一人でもできる開業準備ですが、必要なことは大まかに三つに分かれます。

  1. 必ず自分がやったほうがいいこと
  2. 人と一緒にやったほうがいいこと
  3. 人にお願いしてしまえること

やるべきことを洗いだし、すべてを抱え込まず、協力してくれる人にお願いし、どうしても自分でやるべきことのみ集中することをおすすめします。

私も今一人営業をしていますが、開業準備、営業開始当初には多くの方にサポートしてもらいました。

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