隠れ家カフェの経営はリスクが多いのか~現役カフェオーナーが検証

「隠れ家カフェ」って素敵ですよね。

町の喧騒から離れてゆっくり自分だけの時間が楽しめる・・・そんなイメージが私にはあります。

「知る人ぞ知る」ってお店を知っていてちょっとお友達に自慢したくもなります(笑)

そんな隠れ家カフェですが、経営する方にとってはリスクも多いというのが私の率直な感想です。

隠れ家カフェを経営するリスク

1.知られていないので売り上げが上がらない

隠れ家カフェだけの課題ではないですが、オープン当初のお客様はほとんどが知人や関係者の方が多く、一般の方の割合は少なめです。

なので3か月くらいすると知っている方の来店は次第に少なくなっていきます。

「隠れ家カフェ」だから露出を減らすという戦略を取ってしまうと、来店動機が「口コミ」のみになってしまいますので、来客数を増やすのに苦戦することもあります。

「口コミで来られた方」は「口コミをされた方」のご友人ということが多く、生活パターンが似ているので、来店時間が重なることも多いです。

満席になる時間帯が重なり繁盛しているように見えて、アイドルタイムも長いという事象も起こります。

結果、一日通しで考えると期待した売り上げにならないことが出てきます。

2.ゆっくりできるのが売りのお店になりがちなので回転が悪い

「隠れ家カフェ」に行って、コーヒー一杯でさっと出るというのは考えにくいのではないでしょうか?

雰囲気や空間を楽しんだり、心地よい音楽を聴きながら本を読んだり、スマホを見たりすることの方が多いのではないでしょうか?

ざわざわしているカフェは「隠れ家」とは程遠いですもんね。

ですので、お客様の滞在時間が長くなり、回転しないお店になってしまいます。

一日開けていて1回転なんてことはざらにあります。

3.知られてきたら「隠れ家」にならない

お店が認知されてきてお客様が多くなって来れば売り上げも上がり、嬉しいですよね。

でもそうなると「隠れ家」というイメージを保つのが難しくなってきます。

「隠れ家」だと思って来店して、お客様でいっぱいだったら、その店にもう一度行きたいと思うでしょうか?

単に隠れ家だからではないお店の魅力がないと、リピート獲得が難しいですよね。

また、本当に「隠れ家」よろしく、全く人がいないというのも再来店に二の足を踏む要因にもなります。

バランスがとても難しい形態だということです。

4.宣伝方法が難しい

自分のお店のことを、SNSなどで「隠れ家風カフェ」と紹介されている方もたくさんお見受けしますが、「隠れ家にこだわりたいから宣伝はSNSだけ」というのも良く見かけます。

そんなに大々的に宣伝できないですもんね。

でも宣伝しなければお客様には知られないし、先ほども書きましたが集客が口コミのみになってしまい、浸透するのにとても時間がかかります。

そこまでお金の体力が持つのかという問題があります。

「隠れ家カフェ」は宣伝は「隠れていない」と言われたことがあります。

イメージを保ちながら宣伝していくって難しいですね。

隠れ家カフェを長く続けていくために

1.お客様の層を絞る

よくターゲット層と言われます。

お客様をえり好みしているようで気が乗らないかもしれませんが、お店の統一感を出すためにも必要なことだと思います。

私のお店も以前は特に入店制限を設けていませんでしたので、おひとりでゆっくりしたい方の隣の席が小さな子供連れということはよくありました。

今はお子様連れのお客様はご遠慮しています。

申し訳ないなと思う気持ちもありましたが、既存のお客様には却って歓迎されました。

2.そのお客様層がよく使うSNSはマメに更新する

無料の媒体はできればすべて使って宣伝したいところですが、よく使うSNSは年齢によって違います。

若い方はInstagramやTwitterが多いですし、少し年配の方や自営の方などはFacebookが多いです。

「隠れ家だからあんまり露出しない」というのはフォロワー数が何万もある人のお話です。

一般的な個人経営のカフェであれば「やりすぎ?」と思っても実は足りないほど宣伝というのはなかなか拡がらないものです。

今はたくさんの記事が投稿されているので、すぐに流れてしまいます。

ですので毎日投稿するくらいでもやり過ぎということはありません。

3.お客様に記事のシェアをお願いする

記事のシェアも口コミのうち。

自分から宣伝はちょっと・・・という人も口コミはお店発信ではないですもんね。

うまく利用しましょう。

4.客単価を上げる工夫をする

回転数の上がらないカフェでは、客単価を上げる工夫が必要です。

ランチはデザート付きにする、軽食はドリンク付きにする、日替わりのケーキセットメニューをおススメするなどして売り上げを上げていきましょう。

5.アイドルタイムは外に出る

遠くから来る人にとっては「隠れ家」でも、近所に住んでる人にとっては普通のカフェ。

アイドルタイムには店にこもっていないでなるべく店の外に出ましょう。

玄関の掃除をしたり、窓を拭いたりしているとお客様に話しかけられたりします。

まずは足元を固めることが大切です。

 

まとめ

居心地の良さと経営とは残念ながら反比例することがあります。

「お料理」「飲み物」に対する対価ではなく、空間に対する対価をいただくことで、お客様にとっても、店を切り盛りするあなたにとっても居心地の良い場所になりますように。

11/1よりご予約についてのお知らせ

いつも当店をご愛顧いただきありがとうございます。

当店は11/1よりランチタイムのお席の前日までのご予約を会員様のみとさせていただきます。

会員様以外のお客様につきましては、当日のみお電話でのお席のお取り置きを承ります。

ご不便をお掛けしますが何卒ご了承のほどお願い申し上げます。

伊丹まちなかバルに伴う10/19の営業につきまして

10/19日は阪急伊丹駅周辺にて「伊丹まちなかバル」が行われ、当店も参加いたします。
これに伴い、10/19のランチ営業は14時まで、14時以降はバルチケットをご持参の方のみのご対応となります。
また、ランチは「スタンダードランチ」のみのご提供となります。
ご来店予定のお客様にはご不便をお掛けしますがご了承のほどお願い申し上げます。

マルチなカフェを目指します

10/1よりお店の営業について少し変わりますのでご案内させていただきます。

1.レンタルスペース

奥の4名掛けテーブル1卓を1区画として時間でのご利用が可能になります。飲食メニューのオーダーは必要ありません。

詳細はこちらをご覧ください

2.レンタルキッチン

平日18時以降、及び定休日にキッチンをお貸しします。利用料金は1時間1400円(最低利用4時間、初回のみ登録料5000円)

3.有料会員システム

月会費100円(年額1200円)の「ツキイチミルダの会」会員を募集しております。月に一度お好きなランチがお得な価格で召し上がっていただける他、テイクアウト商品の割引や各種クーポンなどを発行させていただきます。
公式LINEも引き続き開設しています。

4.ラストオーダー

閉店時間30分前にしておりましたラストオーダーを、
フード60分前、ドリンク(ケーキ)30分前とさせていただきます。

5.消費税

消費税率の変更により、
店内飲食につきましては10%,テイクアウト商品につきましては8%を外税でお預かりします。
お弁当のみ内税で頂戴します。
なお、一部メニューにつきまして価格の変更がございますが、ホームページ上の価格の修正が遅れております。順次訂正していきますのでご了承のほどお願いいたします。

目標は

○○ by mildacafe

マルチな空間目指して頑張ります。

レンタルスペースを使ってのお仕事、伊丹のカフェがお手伝い

コーチング、セッション系のお仕事をされている方、セミナー講師の方、場所探しにお困りではありませんか?

この10/1よりミルダカフェでは、奥の4名掛けテーブル席をレンタルスペースとしてお貸しすることにしました。

利用はドロップインタイプ(時間貸し)となります。

2日前のまでのご予約が必要ですが、空きがあれば当日でもOK。

一人でお仕事でもクライアントさんとのセッションでも自由にお使いいただけます。

もちろん店丸ごとの貸しきりにも対応しています。

懇親会付き、ランチ付き、フリードリンク付きなどのご相談にも乗ります。

おしゃれなカフェをあなたの仕事場にしてみませんか?

詳しい利用規定はこちら

カフェを開業する前に勉強しておきたいスキルとは~現役オーナーが反省を踏まえ紹介

今すぐには無理でも近い将来カフェをやりたい!と少しずつ準備をしている方は多いく、スイーツや料理などの試作に励んでいる方も多いと思います。

もちろん大切なことではありますが、正直なところ、レシピ研究はさほど重要ではないと私自身は思います。

それはどうでもいいということではなく、カフェという場所に「味」がもたらす影響は思っているより低いということです。

よくチェーン店の広告などで「改良に改良を重ね」とありますが、それはセンターキッチンなどで大量に作るため、また多くのスタッフが製作に関わるため統一化が必要だからだと考えます。

オーナー本人しか作らないのであれば、本人が拘るほどにはお客様は拘っていません。味より見せ方の方が大切です。

そしてカフェ開業される方の多くは開業を考えたその時点で「カフェ」の場で提供できる腕を持たれていると思います。

それ以上のディテールに拘るお客様はカフェではなく専門店に行かれるでしょう。

温かい状態で食べていただきたいとお出ししても、話に夢中で食べるときには冷めている、ドリンクとスイーツのマリアージュを楽しんで欲しいと選んでメニューに載せていても水だけでケーキを召し上がるということはいくらでもあります。

お客様はカフェの場には「広く浅い心地よさ」を求められているのかなと感じることがあります。

今回はメニュー以外にカフェ開業に際し私自身がもう少し勉強しておけばよかったと思ったことをランキングでご紹介します。

1.基本的な写真の知識

これ、今一番欲しい知識です。

何といっても今は写真や動画の時代。

写真やライティングは今からでも勉強したいと思っています。

2.POPなどのレタリング

メニューブックはパソコンでつくるとしても、テーブルPOP、店前に出すポスター、など、手書きで作るものは多いです。

太字のマジックが上手に使えずいつも苦労しています。

特に季節や期間、数量限定のものを売りたいときなどは可愛く目立たせたいですよね。

3.接客

単に持ち上げたりへつらったりするのではなく、店主に会いたいからまた来ようと思ってもらえる接客はどういうものなのかを意識することが最も大切だと思います。

オープンして最初の頃は、冷やかしで来る方もいらっしゃいましたし、閉店前などは酔った方も来られたりしました。

女性一人の営業なので、男性のお客様が一人で来られたらどう話しかけていいのか分からないこともありました。

自分が行ったカフェをはじめとする飲食店、美容室、サロン、小売店など、お客様としてどう接してもらったときうれしかったか、また、他のお客様と店員さんのやり取りなどもそれとなく聞いて参考にするのもありかなと思います。特にトラブルになっているときの店主やスタッフの応対は、学ぶことも多いと思います。

あるお客様のひとことが心に残っています。

「泊まった旅館でお風呂にも入ってノーメイクで寛いでいるところに、バッチリメイクで華やかな着物を着た女将が恭しく挨拶に来られた。タイミングが違うと思った」

お客様の感じ方って一人一人違うんだと思ったひとことでした。

4.清掃・整理収納

営業年数が長くなると増えがちな物達。

小さな店は収納スペースも限られるので収納技は必須だと思います。

最近大掛かりな断捨離をしましたが、びっくりするくらい新品のものが出てきました。

何個も同じものがあったりもしました。

5.基本的なパソコンの知識

メニューブック、チラシ、SNSやブログの投稿など、パソコン作業はとても多いです。

営業が終わってやるのになかなか進まないと疲れるし、後回しにしがちですが実はとても重要。

サクサクとやれれば時間短縮になります。

6.会計

毎月の収支をきちんと把握することは営業を続ける第一歩ですし、確定申告も自分でやれなければなりません。

人に頼むと意外に高いです。

7.包装

物販品を包んで欲しいという要望があったとき、さっとおしゃれに包める技があればよかったと思っています。

物販に携わっている知人に、お客様にお渡しするお土産のラッピングをお願いしたことがあるのですが、自分では全く考えつかないラッピングでした。

図書館にもたくさん本が出ているそうです。

料理本と経営の本しか借りたことがなかったので、読んでおけばよかったと思いました。

8.カラーコーディネート

盛り付けにも必要ですし、店内に飾る花や小物を選ぶときにも役に立つと思います。

センスの良さはカフェの質を上げてくれます。

「なんか違う」と思いながら物を飾ることが時々あります。

まとめ

店をオープンするとしばらくは営業が精一杯で、何かを学ぶ余裕が出てくるのは少し先になります。

開業前に少し勉強しておくだけでも、「知っててよかった」ってなりますよ。

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